多読を効率的に行う3つのルール
こんにちは!
kids☆Foresutこども英語教室の森です。
お読み下さりありがとうございます。
前回は気軽に始められる英語学習法として
「英語絵本の読み聞かせ」と「多読」をご紹介しました。
その「多読」について
ただ読むといっても漠然としていて
私も娘に「多読」を実行しながらも
「本当に効果があるのかな?」と半信半疑で過ごしておりました笑
我が家の場合は夕方以降私が仕事なので
毎朝8:15~8:45位までの時間を学習時間にあてています。
その時間内で10分から15分を英語の時間に費やしています。
始めやすかった夏休みからスタートし、
最初はただ本を見て音声を聞いているだけでしたが、
2ヶ月目くらいから、
なんとなく娘もあとについて読むようになりました。
いわゆるシャドーイングですね。
3ヶ月目にもなると自分が好きなジャンルの本を
自分から選ぶようになり、
「勉強」ではなく「読書」として
英語の絵本を楽しんでいます。
私も隣で音声を一緒に復唱したり、
一緒に絵本を楽しもうと努めていますが、
朝の忙しい時間なので
お皿を洗ったり、歯磨きの準備をしたり..
「ながら読書」くらいに
「多読時間」を娘との時間として楽しんでいます。
話がタイトルとそれましたが、
軌道に乗っている娘の「多読」を進めるに当たって、
いつも念頭に置いていることをお伝えします。
ルール1:自分の好きなジャンルを選ぶ
ルール2:難しい本は読まない。
1ページに知らない単語が3つ以上あったらもっと易しい本を選ぶ。
ルール3:読書記録ノートをつける
日本語でも良いので読んだ本の要約をする
ルール1:「好きなジャンルを選ぶ」
先ほど娘を例に挙げたように、
「英語を学ぶ為に読む」のではなく、
「面白いから読む」スタンスが重要なのです。
好きなことに没頭しているうちにいつの間にか英語力が高まるのが理想です。
ルール2:難しい本は読まない
大人もそうですよね、
難しい単語ばかりで何を言っているか分からない文を読んでいても
全然面白くない笑
絵のサポートがあってだいたい内容が把握できる位の本を
沢山読むことをおすすめします。
ルール3:読書記録ノートをつける
これは教室の生徒さんにもおすすめしていて
たとえ日本語でも本の要約をすると英語が頭に入りやすいんです。
また、どれだけ多くの本が読めたかが可視化できるので
努力が”見える化”され子どもの自信に繋がります。
まだ字の書けない幼児さんだったら
「どんなお話だった?」と聞いてあげるだけでも十分です。
最近の高校・大学入試の問題の傾向として
数学でも文章問題が多く出題されており、
内容を速く理解することが求められています。
読解力が乏しいと問題を解く以前に、
日本語で書かれた問題の意味が分からない。
問題の意味が理解できない学生さんが
最近とても増えているそうです。
本を要約できる、
内容を整理して簡単に説明できる力を意識的に養っていくことは
必要不可欠なこととなっています。
昔なら自然と身についていた「読解力」、
ネット環境にある子供たちには、
実はとても難しいことなっているんですね。
読解力、思考力は短期間で簡単に身につく物ではないので
幼児期、小学生のうちから少しずつ取り組んでおくことをお勧めします。
以上が「多読」を進めるに当たってのルール3つです。
家庭での英語学習、
どうやってすすめようかな、
できれば自然におうちで英語が身についてくれたら良いな
そんな風に
お子さんのために日々いろいろなことを考えていらっしゃる
お父さんお母さんは本当に毎日一生懸命ですよね。
少しでもみなさんの親子時間を
「英語の多読」で楽しく過ごすことができたら
このブログがそのお手伝いができたらいいなと思います。
お読み下さって本当にありがとうございました。
次の記事では
「親としてよかれと思ったことが悪い結果を招くケース」
をご紹介します。
週末、良いお天気になりました!
私はこれからこどもたちと畑の芋掘りをがんばります笑
皆さんも良い日曜日をお過ごし下さいね!!
0コメント